気候温暖で、風光明媚な地「三浦半島」には古き時代より、三十八のお地蔵さまが私たちの国を守ってくださっています。令和五年卯年、三浦三十八地蔵尊霊場会では4月24日より5月24日に至る、一カ月間12年ぶりの本開帳をむかえ、開扉供養を厳修致します。混迷する現代に、世界恒久の平和そしてご参拝の皆さまの安寧を祈願致します。 日頃はなかなかお目にかかれない三浦のお地蔵さまに、お参りできるたいへん貴重なご縁でもあります。時代にそった感覚で、より多くの世代の皆さまに気軽に霊場巡礼をはじめていただけるよう、おすすめしております。春らんまんの三浦半島を満喫しながら、のんびりと、汗かきながら三浦のお地蔵さまをお参りください。きっと清らかな気分で心身ともにリフレッシュいただけることでしょう。ぜひ貴重なこの縁に、多くの皆さまのお参りを心よりお待ち申し上げます。ご開帳の意味 開帳とは、秘仏として日頃参拝ができない仏像を一定の期間、その扉を開いて一般公開することであり、霊験あらたかな秘仏、お地蔵さまとご縁を結ぶことができる良い機縁と言われています。新緑の季節、十二年に一度のこの開帳の機会に、自然豊かな三浦半島を楽しみながら、またゆっくりウォーキングしながら、自分のペースで三十お地蔵さまに会いに行きましょう。そして参拝の心得として、札所では敬虔な心もちで静かにお参りし、良き縁を結びましょう。三浦三十八地蔵尊霊場・事務局 大松寺 神奈川県横須賀市小矢部3丁目13−2 046-836-2155 |